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生きる

   生きる

      谷川俊太郎

生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木もれ陽がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみすること
あなたと手をつなぐこと

生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと

生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ

生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬が吠えるということ
いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ
いまいまが過ぎてゆくこと

生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ

そら
その昔、小室等さんがこの詩をもとに曲を作りコラボレーションアルバムをリリースされていた。初めてその曲を聴いたとき、鳥肌が立ったのを覚えている。ほかにも泉谷しげる、西岡たかし、岡林信康さんなどの曲を聴いていた時期で、骨太の唄が多かったな。

詩を全文載せるのもいけないかな、と思ったけど、カットするところが見つからなかった。そりゃあそうだわね。一字一句かみしめるものだもの。

好きな詩 | 21:26 | comments(0) | trackbacks(0)

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