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風のうた



落ちる鳥のために。悲しむ犬のために。泣く魚のために。
燃える草のために。ゆっくりと開く花のために。光る時
間のまんなかで。いつも。
 
遠くのひとのために。声をなくしたひとのために。微笑
むひとのために。身をわずかに揺るひとのために。光る
時間のまんなかで。いつまでも。

手をあげるひとのために。声あげるひとのために。歩き
だすひとのために。目のまえのひとのために。今。光る
時間のまんなかで。思いをつくして。

 
     安水稔和『焼野の草びら―神戸 今も』
              (編集工房ノア)より
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好きな詩 | 19:57 | comments(0) | -

思い

青空や花は咲くことのみ思ひ       

桂   信子




花と青空




好きな詩 | 23:43 | comments(0) | -

汲む


年老いても咲きたての薔薇 柔らかく
外にむかってひらかれるのこそ難しい


茨木のり子「汲む」より

好きな詩 | 22:59 | comments(0) | trackbacks(0)

かけ算

人生はかけ算だ。
どんなにチャンスがあっても、
君がゼロなら意味がない。




(『326 ナカムラミツル作品集』マガジンハウス より)


好きな詩 | 12:49 | comments(0) | trackbacks(0)

好きな自分になろう


Take your time to find your kind of things
Take your time to meet your kind of people
Take your time to find your kind of you




ゆっくり好きなものを探そう
ゆっくり好きな人と会おう
ゆっくり好きな自分になろう


森田 恭子

好きな詩 | 00:23 | comments(0) | trackbacks(0)

「もらった火」

   竹中 郁


火を欲しい人はないか
よい色の火です
杉林のなかの焚火のやう
印度の魔術の火のやう

いま啣えてゐるタバコの火は
先刻(さつき)ゆきずりの人からもらった
ふしぎな火
砂金石色の貴い火

この火をもらひたい人はないか
順送りにもたせて生かしときたい火
一人でもよい 二人なら
なほ一層よい
このタバコ吸ひ切るまでに
誰れか 来ないか

好きな詩 | 21:09 | comments(0) | trackbacks(0)

金星

金星の
 孤独の角度
   計られず

     
       山猫

好きな詩 | 11:36 | comments(0) | trackbacks(0)

ほうたる

ほうたるほうたるなんでもないよ


   種田山頭火

好きな詩 | 18:12 | comments(0) | trackbacks(0)

山頭火

山あれば山を観る
雨の日は雨を聴く
春夏秋冬
あしたもよろし
ゆふべもよろし


種田山頭火『草木塔』“山行水行”より

好きな詩 | 20:15 | comments(2) | trackbacks(0)

中秋の名月

行方なく 月に心の 澄み澄みて 果てはいかにか ならむとすらむ


    西行法師(山家集より)

〔大意〕月を眺める自分の心は、月の澄むごとくどこまでも澄んで行き、 そのゆきつく果ては一体どのようになってしまうことであろうか。




月見れば ちぢにものこそ 悲しけれ わが身ひとつの 秋にはあらねど

    大江千里(古今和歌集)

〔大意〕月を見ると、あれこれさまざまにもの悲しいことだ。 自分ひとりにとっての秋ではないのだけれど。




憂きままに いとひし身こそ 惜しまるれ あればぞ見ける 秋の夜の月

  
    藤原隆成(後拾遺和歌集より)

〔大意〕つらい思いのままに、自ら厭い嘆いた我が身のことが、 今では悔やまれることだ。生きていたからこそ、見ることができたのだった。 この秋の夜の月を。

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好きな詩 | 10:59 | comments(0) | trackbacks(0)